REPORT|悠木碧 Concert 2015「プルミエ!」4/19 舞浜アンフィシアター

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yuukiaoi270419a_3087まるでミュージカルのような夢のステージ
たくさんの可能性を感じた1stコンサート

 

LIVE REPORT

悠木碧 Concert 2015「プルミエ!」

2015年4月19日(日)舞浜アンフィシアター

 

 彼女が想像する世界を詰め込んだミニアルバム『プティパ』と『メリバ』、アニメの主題歌でアニメの世界観と彼女が見ている景色を1曲に凝縮したシングル「ビジュメニア」と「クピドゥレビュー」。そして今年2月に、彼女の独特の感性が溢れていた待望の1stアルバム『イシュメル』をリリースした悠木碧。そんな彼女の1stコンサート『悠木碧 Concert 2015「プルミエ!」』が行われた。

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 会場となった舞浜アンフィシアターの円形ステージは、舞台装置が充実しているのが特徴。その仕掛けをフルに活かして、さまざまな物語を紡いでいく。まず舞台中央の大きな迫(せり)から浮かび上がってきたのは小さな部屋。少女が眠るベッドの脇で、そっと老婆がレコードをかけると、いよいよ夢の世界が幕を開ける。1曲目は「ハコニワソレイユ」。観客の視線がステージに注がれる中、まさかの上空から、白い衣裳を纏った悠木碧が歌いながら姿を現す。まるで天使のよう……そんな神秘的な演出に心を奪われてしまった。そこから猫のダンサーを従えての「回転木馬としっぽのうた」、白い女王の物語「ビジュメニア」と、悠木ワールドを展開。“アリスと2人きりなら何も要らなくなってしまった人の歌”「Baby Dolly Alice」では、人形を抱えながら無邪気な歌声で歌っていると、上空から仮面姿の人物(ドール)が姿を現し状況が一変する。突然会場を包む不気味な空気。彼女の歌の魅力とも言える、かわいさだけではない不気味さ。それがすごく表現された1曲だった。

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  その後のMCで「夢の世界の案内人、悠木碧でございます。一緒に旅をしていきましょう」と語ったあとは、アルバム『イシュメル』からの物語が並ぶ。「ソラミミPiZZiCATO」はキュートなダンサーとともにかわいい歌声で、「SWEET HOME」は優しい歌声を響かせる。声を自在に操りながら物語を表現していくのは、声優だからこそできることだろう。「ダスティー!ダスティーストマック」では、パレードのように会場を練り歩き、ファンを喜ばせていた。情熱的に歌った「Angelique Sky」、会場が一体となった「クピドゥレビュー」、最後は「ポポン…ポン!」で夢の世界の旅を終える。

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  アンコールでは、これまでかなり作り込んだ世界観だったコンサートを振り返って「騒ぎ足りないって? そう言っただろ!(笑)。ここからはしっかり盛り上がっていきたいと思います」と宣言。「ジェットコースターと空の色」、そして「時計観覧車」での絶叫で観客を盛り上げる。最後の「I Can Fly!」では、「あの曲は飛ばなくちゃいけないじゃん。でも飛ぶのって、結構準備がいるの。ちょっと待ってて」とステージをいったん後にし、ワイヤーを装着。再び空高く浮かび上がって歌った。

 

  ミュージカルのように作り込んだ本編と、思いっきりハジけたアンコール。彼女の感性も大好きだが、楽しませようというエンターテイメント性も最高だった。おそらくこれからも、もっと面白くて、かわいくて、不思議な世界を見せてくれるだろう。そんなたくさんの可能性を感じた1stコンサートだった。

文/塚越淳一(FAMiLiES)


悠木碧『イシュメル』ロングインタビュー第1回はコチラ

悠木碧『イシュメル』ロングインタビュー第2回はコチラ

悠木碧『イシュメル』ロングインタビュー第3回はコチラ

 

 

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