寿美菜子 8thシングル|black hole|ロングインタビュー前篇

寿美菜子 8thシングル|black hole|ロングインタビュー前篇
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kotobuki270408通常『3rd Live Tour 2015 ”Tick Tick Tick”』を目前に控え、寿ロックが炸裂した8thシングル「black hole」が4月8日にリリースされた。最新アルバム『Tick』の延長線上にあるという今回のシングル楽曲について、そしてライブツアーについての話を聞いた。

文/塚越淳一(FAMiLIES)

本当はこう思う時もあるよっていう想いを、重く深くさせたのが、今回の歌詞なのかな

――すごく攻め攻めのシングルになりましたね。これはやはりツアーを見据えたところでできた曲なんですか?
寿 そうですね。もともとツアーがあるのでロックがいいという私の意見と、スタッフ側の、ライブを期待させるダンスロックという意見が二分していたところからスタートだったんですけど、本人がロックがいいんだったらロックにしようと、そこはあっさり決まりました。でも、ロックな曲と言っても『Tick』を出して、次どこへ行くかという問題もあって。やっぱりそれは『Tick』の延長線上、かつ新しいものなんじゃないかなと思ったので、今回この曲を歌わせてもらいました。

 

――確かに、延長線にはあるけどこれまでにないサウンドだし、詞もすごく強いですね。
寿 音や歌詞の感じは、自分の中だけだったらチョイスしないものがいっぱい入っていたりして。仮詞が全部英語で、そこに私もこういうことが言えたらいいなと思って伝えたのが「笑っていられない時だってあるよ/それが人でしょ?」というところ。人間関係含めて、モヤモヤや焦りとかを詰め込む感じが、この曲に合うんじゃないかなと思って。

 

――この激しさはアルバムの「ウレイボシ」にも通じるのかなって思いました。
寿 「ウレイボシ」の時は、作詞家の方に来てもらって、歌声を聞いて、もっと激しくしようという感じだったんですけど、これは、曲がこうだから歌詞もこっち系がいいねっていうことだったんです。自分の中でこれだけ溜まっているから、こういうことを歌いたいです! っていうのではなく。仮詞の英語のところから、こういう感じだったら私の選ぶ言葉のチョイスはこれですと送って、それを活かして作ってもらったので、遠からず近からず、表現という形の距離感にはあるのかなって思います。

 

――遠からずというところでは、たとえば、周りが思っている自分と本当の自分のズレを感じることもあるんですか?
寿 そうですねぇ。私よく、何考えているかわからないと言われるタイプで、いい意味でも悪い意味でもブレないっていうのがあって(笑)。今日超しんどいんだけどなって思っていても、周りにはそんな伝わってないから、普通にワイワイってなるんです。けど、それでいいと思って、生きてきてはいるし、みんなそうなんじゃないかなって。だから本当はこう思っている時もあるよっていうのを、すごく重く、深みを帯びていったのがこの歌詞なのかな。

 

――歌ってみての新しさはありましたか?
寿 最大に滑舌が悪い感じの歌になったと思います。普段は、ちゃんと聞こえなくちゃっていう意識が強いんですけど、英語に似た感じで歌うというのに近いのかなと思って。英語って前後の単語をつなげて歌ったりするじゃないですか。そういうセットで歌う感じで日本語も歌うっていう。英語から始まるから、続きも全部英語なんじゃないかっていうふうに聴こえたらいいなというのはありました。韻を踏む感じもあって、歌う前から、ここは大事、ここは絶対この歌い方! っていうのを見つけられていたので、この曲に合う歌い方を最初から見つけられていたというのもありました。

 

――カップリングの「Another Wonderland」については?
寿 これは、スタッフサイドが言っていたライブで映えるダンスロックの候補の中にあった曲で、私も歌いたいというのもあって、歌わせてもらいました。

 

――流星とか惑星とか宇宙とか、ファンタジー色もありますね。
寿 それは作詞のmavieさんが出してくれて。私が出したのは、ラブソングが少ないから、ラブソングがいいなということで。いつも思っているけど、なかなか言葉にできない。「black hole」と通じるのは、自分はそう思ってるけど周りに伝わっていないことだったり、言えてないこともあるから、今回は歌に乗せて言うよっていう。「black hole」はネガな表現もありつつのポジティブで、「Another Wonderland」は完全に陽なタイプ。そういう意味では、私は“私”と“君”っていうワードと、その物語を伝えただけなので、そこからmavieさんが、惑星とか宇宙とか流星っていうワードを使いながら、キラキラ感を足してくれたのかなって思います。

 

――もうすぐツアーも始まりますが、構想はだいぶ固まりましたか?
寿 セットリストは決まりました。今回はZeppでもやらせていただけるありがたい機会なので、ライブハウス感と『Tick』で挑戦したダンスナンバーを見て楽しんでもらうショータイムな時間、あとはみんなで一緒に盛り上がるイベントタイプの時間。この三つで構成している感じです。『3rd Live Tour 2015 “Tick Tick Tick”』って三回言ったのも、三回目というのと、三分割のイメージからなんです。

 

寿美菜子 8thシングル「black hole」2015年4月8日発売

kotobuki270408初回kotobuki270408通常

①black hole ②Another Wonderland ③black hole(Instrumental)

※DVDには「black hole」のMusic ClipとTV SPOT(15sec+30sec)を収録

初回生産限定盤|CD+DVD|SMCL-378~9|¥1,713円+税

通常盤|CD ONLY|SMCL-380|¥1,241円+税

発売元:ミュージックレイン 販売元:ソニー・ミュージックマーケティング

LAWSON presents 寿美菜子 3rd Live Tour 2015 ”Tick Tick Tick”

4月11日(土)渋谷公会堂 SOLD OUT

4月18日(土)Zepp Namba/大阪
OPEN 16:30/START 17:30

4月26日(土)Zepp Nagoya/愛知
OPEN 16:30/ START 17:30

5月5日(火祝)神奈川県民ホール/神奈川
OPEN 16:30/START 17:30

東京・神奈川公演|全席指定|税込¥6,800
大阪・愛知公演|オールスタンディング|税込¥6,300 ドリンク代別/未就学児入場不可

 


寿美菜子による2ndアルバム『Tick』全曲紹介はコチラ

 

 

 

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