StylipS アルバム|THE SUPERNOVA STRIKES|ロングインタビュー後篇

StylipS アルバム|THE SUPERNOVA STRIKES|ロングインタビュー後篇
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stylips2703新メンバーとして、伊藤美来と豊田萌絵が加わってから一年が経ち、さらに絆が強くなった四人。それは最近のタフなライブパフォーマンスにも顕著に現れている。そんなStylipSが、現メンバーになってからの楽曲をすべて収録したアルバム『THE SUPERNOVA STRIKES』が発売中。この一枚があれば、キラキラ輝く四人に夢中になるはず! ロングインタビュー後篇では、アルバムに収録された新曲についてのインタビュー! 先出しの全曲紹介と合わせて、お楽しみください。そして、いよいよ3/22(日)の名古屋からファーストライツアーがスタートです!(全2回)

文/塚越淳一(FAMiLIES)

能登有沙 すごくさわやかでStylipSっぽくて、気持ちよく歌えました
松永真穂 音圧が大きく、すごく感情のこもった闇カッコいい曲ですね

――それでは、アルバム『THE SUPERNOVA STRIKES』についての話ですが、カッコ良いタイトルになりましたね。
能登 押せ押せな感じですね。
伊藤 攻めてる感じのタイトルです。

 

――StylipSの楽曲は、攻めてる感じの女の子というイメージなので、ピッタリです。今作には、新生StylipSになってからのすべての曲が入っていますが、4thシングル「Prism Sympathy」の頃と今とでは、伊藤さんと豊田さんは歌い方も違いますね。
伊藤 懐かしいですね。素直に、何もわからず歌っている感じだなって思います。ちょっとずつ個性を出して歌えるようになったんですけど、この時は研修生として学んできたこと、先輩から学んだことを出し切ろうと思って歌っていました。

 

――そこから四人の絆も深まってきて、6thシングル「純粋なフジュンブツ」につながっていくのですが、豊田さんはこの頃から、歌を楽しめるようになってきたとおっしゃっていました。
豊田 アニメに出させていただいたり、いろいろな経験をさせていただいて、自分に自信が持てるようになったというか。「純粋なフジュンブツ」の歌詞が、考えると余計歌えなくなってしまいそうだったのが、、自由に楽しむようになったのかなって思います。

 

――これまでの軌跡がわかりますよね。さらに新規楽曲が四曲収録されています。「Melancholic Sunshine」は、ロックチューンであり、展開がめまぐるしく、これまでにない曲だなって思いました。
能登 でも、逆に清々しくStylipSっぽいなって思いました。StylipSってパンとハジけるイメージで、笑顔とか太陽とかが合うと思っていたので。それに今回の新曲四曲は、メンバーそれぞれのイメージに近い曲になっているなと思っていて。この曲は、能登に近い感じに出来上がったので、すごく気持ちよく歌わせていただきました。

 

――途中で萌絵さんは、かわいいパートがありましたね?
豊田 そうなんですよ。レコーディングの時に、ここは萌絵のパートだからって言われて。いつも全部歌って、バランスを見てからパートを分けることが多いんですけど、この曲は先にお話をいただいたんです。レコーディングする時にはイメージが固まっていたので、そこに寄せていく作業が楽しかったです。この子がこういうパートが似合うって思ってくれるのは嬉しいし、それぞれのカラーがすごく出てきたなって、アルバムを作っていて思いました。
能登 最初にキーチェックを能登がやるんですけど、その時に、ここのパートは萌絵っぽいけど、あえて別の声にするかという相談があって。萌絵のほうがイラッとするからいいんじゃない? っていう会話はありましたね(笑)。
豊田 イラッと感を出しました(笑)。

 

――MVを含め、すごくかわいかったですけどね。
豊田 ありがとうございます。

 

――「Making Of “Especially” ~トクベツのできるまで~」は、誰っぽい曲?
能登 これは萌絵っぽい曲ですね。
豊田 歌詞の中に、私をイメージしたリボンという単語を入れてくださったのが、すごく嬉しかったです。意外と自分らしさって、自分ではわからなかったりするので、私らしいってこういうことだったんだって気付ける曲になりました。
能登 でも、一番テクニカルな歌だったかなぁ。言葉の数が多くて、すごく難しかった。

 

――「星鳴る夜の誘惑者」は、世界観があって、ものすごくいい曲ですよね。
伊藤 私も大好きな曲です! この曲が美来っぽい曲になります。

 

――ちょっと意外な感じもするんですが?
伊藤 実は最初、この曲が美来っぽいということではなかったんです。でも歌った時に、闇っぽさが出てたねってディレクターさんに言われて(笑)。明るさというより、何か影があるところが見えたということで、美来っぽい曲と言ってもらえるようになりました。

 

――闇っぽさって(笑)。ボーカルの入れ替わり方も、すごく独特で良いですね。
能登 今回のアルバム曲は、それぞれの曲のイメージもあるんですけど、歌の割り振りも均等とはちょっと違う感じがあって。振り付けも考え中なんですけど、その子をフィーチュアした振りにしようかなって思ってます。

 

――ということは、「Android Rhapsody」が松永さんっぽい曲ですね。
松永 闇カッコいい曲ですね。(作詞・曲/編曲の)R・O・Nさんに“真穂の曲だよ”って言っていただくと、バッドエンドのような感じがして(笑)。その“陰”感をうまく出していきたいなって思いました。
伊藤 まほちゅさん、すごいなって思いました。この曲って感情をすごく出せる曲なんですよ。Dメロでは今までで一番悲しかったことを思い出して、嘆くように歌ってと言われたんです。でも感情のコントロールが難しくて、涙をこらえながら歌っていたんですけど、こういう曲をライブで歌ったり、その気持ちを伝えられるように歌えるまほちゅさんは、すごいなって思いました。

 

――闇を持っている者同士のシンパシーが生まれてますね。
能登 性格も似てるんですよね、このふたりは。
松永 でも美来は闇を影にしている闇属性で、私は闇を楯にしている闇属性なんですよ。
伊藤 難しい……(笑)。
能登 何それ、違いとかあるの(笑)?
松永 あります!

 

――でも確かに、伊藤さんは闇を爆発させる感じはしないですね。
伊藤 だからレコーディングの時は休憩を入れたり、気を遣っていただきながらでした。

 

――そんな四曲も加わった、すごくボリューミーなアルバムになりましたね。
豊田 たくさんの人に聴いてもらいたいですし、私たちも、今後ずっと大事にしていきたい一枚になりました。
伊藤 私も待ち望んでいたっていう気持ちです。みんなにStylipSの自己紹介をするようなアルバムになっていると思いますし、StylipSらしさを残しつつ、私たちの個性が詰まった、攻め攻めでチャレンジしたアルバムなので、いろんな人に聴いてもらいたいです。
松永 今作では自分のソロ曲まで入れていただいて、メンバーのカラーの曲があったり、曲としても盛りだくさんです。ジャケット写真は、やっぱり私は肌色が多いんですけど(笑)、たとえば私に子供ができた時、ママはこういうことしてたんだと言いたいって思うくらい良いアルバムになりました。今まで応援してくださった方にはありがとうの気持ちを、これからバディになってくれる方には初めましての気持ちを込めているので、これで私たちを知っていただければと思います。
能登 今のStylipSはこれだ! って証明できる一枚です。いろんな曲調があるけど、小細工せず、自分たちにできる100%の力を出しました。私たちの本気を聴いてください。それと、StylipSは結成当初からライブをやりたいとずっと言ってきたんですけど、なかなかできないままで。それが今回、ライブツアーというカタチで実現するので、本当に嬉しいです。最高のライブツアーにしたいと思うので、ぜひツアーにも遊びに来てください!

 

――StylipS アルバム『THE SUPERNOVA STRIKES』インタビュー前編はコチラ

――StylipS アルバム『THE SUPERNOVA STRIKES』全曲紹介はコチラ

早くもニューシングルギブミー・シークレット」が5月27日発売決定

 

StylipSとして初めてのライブツアー開催

StylipS FIRST LIVE TOUR 2015 THE SUPERSONIC SUPERNOVA

3月22日(日)名古屋 MID(愛知) OPEN 16:30/START 17:00

3月28日(土)ESAKA MUSE(大阪) OPEN 16:30/START 17:00

4月19日(日)TOKYO DOME CITY HALL(東京) OPEN 16:00/START 17:00

名古屋・大阪:税込¥4,300(全自由/整理番号順入場/三歳以上有料)※ドリンク代別

東京公演:税込¥4,900(全席指定/三歳以上有料)

StylipS ニューシングル迷々コンパスはいらない2015年3月4日発売

TVアニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』EDテーマ

stylips270304初回stylips270304アニメ盤アーティスト盤|CD+DVD|LACM-14319|¥2,000+税

Disc1:CD迷々コンパスはいらない(words:畑 亜貴 music & arrange:高田 暁)②カフェモカ・サイド feat. 豊田萌絵(words:藤本記子 music & arrange:橋本由香利)③Dear Honesty feat. 伊藤美来(words:こだまさおり music & arrange:EFFY)④フォーチュン・レター(words:真崎エリカ music & arrange:酒井拓也/Arte Refact)※①~④のinst.を含む全八曲収録
Disc2:DVD[MUSIC VIDEO]迷々コンパスはいらない/迷々コンパスはいらない(DANCE STYLE)/[MAKING STYLE]迷々コンパスはいらない メイキング映像/[CM STYLE]ARISA STYLE/MAHO STYLE/MIKU STYLE/MOE STYLE/StylipS STYLE
アニメ盤|CD ONLY|LACM-14320|¥1,200+税

①迷々コンパスはいらない ②フォーチュン・レター ※①②のinst.を含む全四曲

StylipS アルバム『THE SUPERNOVA STRIKES』Now On Sale

stylips261126初回限定盤Astylips261126初回限定盤Bstylips261126通常盤Melancholic Sunshine ②Prism Sympathy(TVアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』エンディング主題歌)③Making Of “Especially” ~トクベツのできるまで~ ジェリービーンズ・ダイアリー(Like Cover Girl)feat. 伊藤美来&豊田萌絵 ⑤ツナグキズナ・ツツムコドク(TVアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』9話エンディング主題歌 )⑥Addicted ⑦星鳴る夜の誘惑者 THE SUPERNOVA STRIKES(INST.)⑨NOVAレボリューション(劇場版アニメ『どーにゃつ』エンディング主題歌)⑩Resonant World feat. 松永真穂(PS3専用ソフト『フェアリーフェンサーエフ』オープニング主題歌)⑪All you need is DANCE feat. 能登有沙&松永真穂 ⑫Android Rhapsody 純粋なフジュンブツ(TVアニメ『マンガ家さんとアシスタントさんと』オープニング主題歌)⑭Brand-new Style!! ~魔法みたいなShow time~(Step two)⑮Spica.(TVアニメ『マンガ家さんとアシスタントさんと』エンディング主題歌)⑯うしろ髪ジャーニー

初回限定盤A|CD+2BD|LACA-35463|¥5,000+税|2014年11月26日発売
・「Melancholic Sunshine」「純粋なフジュンブツ」「NOVAレボリューション」「Prism Sympathy」のMVとDANCE STYLEとメイキング(「Melancholic Sunshine」のみ)、『乙女ティカシアター』『乙女荘もらとりあむっ!』を収録したBD付
・『Brand-new Style!! Volume six “春の乙女大三角”』のLIVE映像を収録したBD付

初回限定盤B|CD+BD|LACA-35464|¥4,000+税|2014年11月26日発売
・「Melancholic Sunshine」「純粋なフジュンブツ」「NOVAレボリューション」「Prism Sympathy」のMVとDANCE STYLEとメイキング(「Melancholic Sunshine」のみ)、『乙女ティカシアター』『乙女荘もらとりあむっ!』を収録したBD付

通常盤|CD ONLY|LACA-15464|¥3,000+税|2014年11月26日発売

発売元:ランティス 販売元:バンダイビジュアル

 

 

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