堀江由衣 9thアルバム『ワールドエンドの庭』インタビュー第3回

堀江由衣 9thアルバム『ワールドエンドの庭』インタビュー第3回
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horieyui_2703自身の内面を具現化したアルバムとライブという表現方法について、フリーペーパーアニカンVol.142で堀江由衣に語っていただいた。そこを出発点に、彼女により深度のある域まで誘っていただく。芸術を司る天使ほっちゃんが語るおまけ話がここに。3/4には早くもニューシングル「Stay With Me」をリリース、そして3/7&8に国立代々木競技場第一体育館で学園祭が開催される。堀江由衣 9thアルバム『ワールドエンドの庭』インタビュー第3回(最終回)をお届けします。

 文/清水耕司(ボーグナイン)

すでにコントは始まっているんです

 

――作りたいシーンに合わせて既存曲を選んだり、逆にやりたい曲からシーンを入れ込んだり、ということですが、となるとその組み合わせ作業ってすごく大変じゃないですか?

堀江 すっごい大変です。だから一年かけて練る感じですね。って言うとちょっと大げさですけど。考えてない時間もすごく多いから。でも、構想期間としてはそれこそホントに一年ぐらいはかけてます。

――『パイレーツ~』の時は前のライブから間があまり空きませんでしたよね。

堀江 そうなんです。間が一年しかなかったので、実は半年ぐらいで二本作ったようなものだったので超大変でした。

――次回のライブは、『パイレーツ~』が終わる前から徐々にアイデアは詰めて、という話でしたが。

堀江 そうですね。『パイレーツ~』をやりながら、「あれ、学園物もいけたな」というのが自分の中にあって。いざやるという話になって、「やるならこうしましょう」って話をしました。

――学園祭というテーマが決まったのはいつ頃ですか?

堀江 アルバムと同時ぐらいですね。一年ぐらい。

――発表は記者会見で同時でしたが、本当に同時決定だったんですか?

堀江 はい。年間計画の打ち合わせみたいなのがあって、「今年こそは(アルバムを)」って話が。結果、今年ではないんですけど(笑)。ま、今年じゃなくても良かったので、1月7日の発売でもいいんですけど。ただ、「そろそろやりましょう」という話は一年前からでしたね。でも、そういうのは皆が言うじゃないですか? 「そろそろあれやりましょうか」とか、「じゃ、皆でご飯に行きましょう」とか。

一同 いやいやいやいや(笑)。

堀江 「今度時間があったら飲みに」とか。

――違います違います(笑)。アルバムの話は実現させること前提の話ですし、そもそも規模が違います。

堀江 まあ、そうですね。でも、三年って聞いて私、ビックリしちゃいました。道理で「オリジナル曲をいっぱい作らなきゃ」みたいな気持ちになってると思って。まあ、なので、今年頭の会議からそういう話があって、ライブに関しても「決まったならさっさと話し合いましょう」って話をしてました。

――今回の進行はスムーズだったんでしょうか?

堀江 (林ディレクターを見て)……はい。

 ……ちょっと遅れてます。

――えーと。『パイレーツ~』の時は進行が遅々としていたために堀江さんが「もうやらないって言うからね」って……。

堀江 そうそうそうそう。「打ち合わせしないなら、もうライブやらないって言うからね」って脅して(笑)。それもあったから、今年は早めにやろうって話になったんです。アルバムもホントはもっと進んでるはずなんですけど……(チラリ)

 もっと早くにできてるイメージでしたね。

堀江 ですよね? もうできあがってる予定だったんです。

――それはなぜ?

堀江 ……(林ディレクターを凝視)。

――林さんのせいなんですか?

堀江 はい。あ、いや、その、全体のスケジュール感ってディレクターが決めるじゃないですか?

――当然ですね。

堀江 ですよね。もちろん、林さんが何かをしたわけではないんですけど、全体のスケジュール感を握ってるのって林さんですよね。

――尻叩く役目も担ってますしね。

堀江 そうそうそう。だから、「もうちょっと早めに動いても、良かったんじゃないかな」とは思ってます。

――堀江さんとしてはやきもきしますよね。自分のスケジュールもありますし。

堀江 そうなんですよ! 私が何もないならいつでもいいんですけど、やっぱりレコーディングとなると週一とかになっちゃうので。となると「これぐらい(制作期間に)かかるけど大丈夫かな」みたいな気持ちになってきますよね! ……ま、林さんも一生懸命やってくれてますけど。

一同 (爆笑)。

堀江 ちょっと言い過ぎたかなと思って(笑)。でも事実です。

――色々動いておくべきことも多いので、早いに越したことはなかったでしたね(笑)。

堀江 そうですね。公式サイトを作るとかそういうのもありましたし。「二日間をどれだけ楽しんでもらえるかのための種撒きは開始していた」って感じですね。

――“重大発表”がなされた記者会見とかもありました。あの時、堀江さんの隣に座っていた方はどなたなんですか?

堀江 知らない人です(笑)。

――え?(笑)。

堀江 あ、スタチャさんの方ではあるんですけど、私とはあまり接点のないグループなので、あの時に初めてお会いして、あの時以来お会いしてないんです。記者会見なら「おじさん」が必要だろうって話からお願いしました。

――だと思います。役者さんですよね。

堀江 そうです。芝居のテンションですよね。「ライブを行います」「おぉーっ」とか(笑)。

――(笑)。重大発表という部分に皆、引きずられましたね。

堀江 そう。「なんだよ、ライブの発表かよ」みたいに受け取られちゃってて。

――謝罪したいだけだろ、みたいなところとか。

堀江 現場は皆、「面白いと思ったんだけどな」って感じでしたね。凝った映像だったので一部の方々は分かってくれたみたいなんですけど。「出た、劇団堀江」とか「これだけのためにこのクオリティはすごすぎる」とか。あそこからコントは始まってるんです。

――去年からちょうど一年のライブ、そして年明け早々のアルバムでどんな花が咲かせるのか、今から楽しみです。

堀江 期待しててください。でも、なんか冬が多いですよね。

――『秘密』もそうでしたね。

堀江 計画立てるのが遅いんじゃないかな? また人のせいにしますけど(笑)。

――(笑)。2014年は『パイレーツ~』を成功させつつ、数々の声優仕事もこなし、さらにはアルバムとライブの制作も進んでいたんですね。今年一番印象深い仕事って何でしたか?

堀江 今年は海外に行く機会が多かったですね。12月頭にシンガポールへ(AFA2014で)行ったばかりですし、その前にもフランス、イギリス、中国と。

――海外での仕事はやっぱり印象に残る?

堀江 そうですね、うん。やっぱり日常からすごく切り離されるので。その都度違う役を演じさせていただいていても、アフレコの風景ってあまり変わらないじゃないですか。

――超インドアですしね。

堀江 ね。海外だとがっつり風景が変わるので。空港に着いた時から普段見慣れた東京の景色とは違うので。

――刺激を受けますか?

堀江 あと、「日本のアニメってすごく愛されてるんだな」って感じるんですよ。海外に行かれたら皆さんがそう思うでしょうけど。フランスのトークイベントで、何のアニメが好きかを聞いたら『ぱにぽにだっしゅ!』とか『ゆゆ式』って言われて。『ワンピース』みたいな冒険物なら全人類共通かな、って思いますけど、日本の学生さんしか分からないような日常系アニメじゃないですか。

――理解できてるんですかね。

堀江 思いますよね。でも、半分ぐらいの人は日本語が分かるし、『K』のワールドプレミアでも八田(美咲)が登場すると黄色い声援がすごいし。やっぱり受ける刺激は大きいですね。

 

――堀江由衣 9thアルバム『ワールドエンドの庭』ロングインタビュー第1回はコチラ

――堀江由衣 9thアルバム『ワールドエンドの庭』ロングインタビュー第2回はコチラ

堀江由衣をめぐる冒険Ⅴ~狙われた学園祭~

国立代々木競技場第一体育館

RED DAY 3月7日(土)OPEN 16:00/START 17:00

BLUE DAY 3月8日(日)OPEN 16:00/START 17:00

全席指定¥6,945+税(3歳以上有料)

堀江由衣 ニューシングル「Stay With Me」2015年3月4日発売

※TVアニメ『DOG DAYS″』エンディング主題歌

horieyui270304_staywithme_limitedhorieyui270304_staywithme_standard①Stay With Me ② ほうき星 ※①②のoff vocal ver.を含む全四曲

初回限定盤|CD+DVD|KICM-91580|¥1,800+税|※MV「Stay With Me」を収録したDVD付

通常盤|CD ONLY|KICM-1580|¥1,200+税

堀江由衣 9thミニアルバム『ワールドエンドの庭』2015年1月7日発売

1.プロローグ~edge of the unknown~
  作詞:山崎寛子/作・編曲:大川茂伸
2.The♡World’s♡End(TVアニメ『ゴールデンタイム』2ndオープニング主題歌)
  作詞・曲・編曲:清 竜人
3.Stand Up!(スマートフォンゲーム『白猫プロジェクト』主題歌)
  作詞:あさのますみ/作・編曲:大川茂伸
4.Happy End
 作詞:川田瑠夏/作・編曲:Tak Miyazawa
5.Sweet & Sweet CHERRY(TVアニメ『ゴールデンタイム』エンディング主題歌)
作詞:YUKAKO 作・編曲:Kohei by SIMONSAYZ ストリングスアレンジ:長谷川智樹
6.ミステリー…
 作詞・作曲・編曲:清 竜人
7.半永久的に愛してよ♡(TVアニメ『ゴールデンタイム』2ndエンディング主題歌)
  作詞・曲・編曲:清 竜人
8.ほんのちょっと
 作詞・曲・編曲:川田瑠夏
9.Golden Time(TVアニメ『ゴールデンタイム』オープニング主題歌)
  作詞:吉田詩織/作・編曲:Kohei by SIMONSAYZ
10.この場所で(OVA『みツわの』主題歌)
  作詞:吉田詩織/作曲:SHIKI/編曲:大川茂伸
11.innocent note
 作詞・曲:宮崎まゆ/編曲:浅野尚志
12.Girl Friend
 作詞・曲・編曲:清竜人
13. Garden
 作詞・曲・編曲:山崎寛子

初回限定盤 RED|KICS-93122|¥2,857+税|別冊写真集付 ※BLUEとは別バージョン

初回限定盤 BLUE|KICS-93123|¥2,857+税|別冊写真集付 ※REDとは別バージョン

通常盤|KICS-3122|¥2,857+税

発売・販売:キングレコード


アルバム八作品がハイレゾ版(スペック:96kHz/24bit)配信中

アルバム販売価格:各¥3,780+税/単曲販売価格:各¥432+税

水たまりに映るセカイ(2000年12月21日発売)

黒猫と月気球をめぐる冒険(2001年11月29日発売)

sky(2003年7月24日発売)

楽園(2004年4月28日発売)

嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険(2005年11月23日発売)

Darling(2008年1月30日発売)

HONEY JET!!(2009年7月15日発売)

秘密(2012年2月22日発売)

 

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