INT #水樹奈々|禁断のレジスタンス Part2

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mizuki2610サブアー写放送スタートから話題騒然のTVアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド)』。主人公アンジュ役の水樹奈々が歌うオープニングテーマ「禁断のレジスタンス」が10月15日に発売された。ファンタジーとデジタル、ロックと歌謡曲など、様々な要素が融合された水樹奈々のニューシングル「禁断のレジスタンス」。カタルシスとシズル感も持ち合わせ、メッセージも胸に響く珠玉の一曲となった。

フリーペーパーアニカンVol.140の水樹奈々表紙特集から「禁断のレジスタンス」インタビューPart2を公開!(全3回)

文/斉藤貴志

死と背中合わせでも戦うときだけは、自由で青空が美しく見えてるのかな

――「禁断のレジスタンス」の曲選びのほうは、早かったんですか?
水樹 すごく早かったです。最後に届いたデモの中にこの曲があって、直感的に「これだ!」って。

――空中戦の絵も見えたり?
水樹 最初に浮かんだ絵は、空にパラメイル(変形人型兵器)の機体がバーッと飛んでるところです。曲から疾走感がすごく伝わって。『クロスアンジュ』の世界では、人がマナという魔法のような力を使えたり、かと思えばロボット的な近代兵器も出てきて。そこにシンクロするファンタジー感とデジタル感を、絶妙に兼ね備えた曲だと感じました。

――サビが二つありますよね。
水樹 そうなんです。二段構えのサビというのも、すごく気に入ってます。さらに熱く押していく感じがして。

――でも、最初のサビでは声に湿りがあるのが、奈々ちゃんらしいかと。
水樹 レコーディングで最初、思うままに通しで歌ったとき、「泣きの要素が出すぎている。ウェットな部分は抑えめにしたほうがより伝わる」と、作曲の加藤(裕介)さんからアドバイスをいただきました。感情を最大放出するのはサビのクライマックスに。それまでは気持ちを隠したり、迷ったり、逆に切なげな笑顔になったり……、表情がいろいろと変わっていったほうがサビに向かう勢いも付くし、言葉も気持ちも入ってくるのでは……と。

――絶望も希望も、最後はスピードに乗って溶け合う印象がありました。
水樹 最後は空で機体にまたがってニヤリと笑っている映像を、思い浮かべながら歌っていました。

――聞くところによると、『クロスアンジュ』のストーリーは絶望の連続で、皇女からノーマに落ちたぐらいは序の口……とのことですが。
水樹 本当に序の口です(笑)。その後アンジュに、「前世は極悪人だったのでは……?」と思うぐらいの仕打ちが次から次へとやってきます(笑)。私が学生時代に観ていたドラマって、『家なき子』『未成年』『人間・失格』とか、ダークな部分を赤裸々に描いたものが多かったと思うんですけど、まさにあの世界観を思い出します。主人公も健気に涙を流しながらひたむきに頑張るのではなく、やられたらやり返す! そこは『半沢直樹』っぽいですけど(笑)、ひどい目に遭わされても牙をむいていって。女の子中心のアニメではとても斬新で、でもちょっと懐かしさもあるような、独特な温度感を持った作品です。

――奈々ちゃんは最近だと、あまり絶望感に襲われることはないですか?
水樹 あります。先日ツアー中に声が出なくなってしまったときは、まさに絶望の境地でした。あと、自分の思った通りにボディメイクできなかった、ライブに間に合わなかった……とか。

――それも絶望というほどの?
水樹 自分の写真を見て「あぁ……ダメだ……」とショックを受けます。いつもベストの状態で挑みたいと考えているので……。

――昔のことだと、事務所がなくなりそうだったときとか?
水樹 そうですね。「私はこのままどうすればいいんだろう……。 愛媛に帰らなきゃいけないのかな……」と、目の前が真っ暗になりました。16歳の自分はあまりにも非力で、どうすれば良いかわからなくて……。逆境の中でひとりでどう抗っていくか、心情はアンジュと近い部分があったかもしれません。

――「禁断のレジスタンス」では一方で、絶望の世界を“美しい”とも歌っていて。
水樹 ノーマは普段、収容所で常に監視された生活を送っているのですが、パラメイルというロボットに乗ってドラゴンと戦うときだけは、好きなように動くことができるんです。パラメイルは“ノーマの棺桶”と言われていて、好きにカスタマイズしていて……。戦うことだけが彼女たちに許された自由だから、命がけの戦いをしていても生き生きとしているんです。

――棺桶に乗った自由ではあるけど。
水樹 そうなんです。「棺桶に乗って戦う」という言葉がすごく印象的で、“儚くも美しい絶望の世界”のフレーズが浮かびました。ギリギリの精神状態に追い込まれると、怖いのになぜか笑顔になってしまうじゃないですか。例えばジェットコースターに乗ってアハハハとか(笑)。そういう背中合わせの心情を書きたくて。狂気的な美しさというか。きっと戦ってる最中は、収容施設の囲いの中より、青空がきらめいて見えるんだろうなって。

――今年も残り三ヶ月を切りましたが、いい締めくくりができそうですか?
水樹 年が明けるとすぐ、初めてのアコースティックライブがあるので、その準備に突入します。楽曲面だけでなく、構成もこれまでのライブにはないことをやりたくて、今いろいろアイデアを練ってます。かなりハードルは高くなっているのですが、実現できるといいな~(笑)。

――自分の首を絞めるところも?
水樹 多分にあります(笑)。だから、今年はお正月休みは返上。『クロスアンジュ』の収録も佳境に差し掛かるので、年末あたりはいっぱい絶叫してると思います(笑)。

 

水樹奈々「禁断のレジスタンス」インタビューPart1(全3回)はコチラから

紙面未掲載のインタビューPart3(全3回)は後日アニカンドットジェイピーで掲載予定。

お楽しみに。

 

 

水樹奈々30thシングル「禁断のレジスタンス」2014年10月15日発売

mizuki2610ジャケットKICM-1542 ¥1,143+税

初回製造盤は特製カラーケース仕様

発売元/販売元:キングレコード

禁断のレジスタンス 作詞:水樹奈々 作曲:加藤裕介 編曲:加藤裕介

(TVアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド)』 OPテーマ)

BLUE 作詞:水樹奈々 作曲:吉木絵里子 編曲:藤間 仁

(劇場上映版『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』 ED主題歌)

ドリームライダー  作詞:水樹奈々 SAYURI 作曲:加藤裕介 編曲:陶山 隼

 

 

水樹奈々自身初となるアコースティックライブが開催決定

animelo mix presents NANA MIZUKI LIVE THEATER 2015 -ACOUSTIC-
supported by JOYSOUND Calbee

2015年1月17日(土)さいたまスーパーアリーナ開場16:30 / 開演18:30
2015年1月18日(日)さいたまスーパーアリーナ開場15:00 / 開演17:00

 

水樹奈々 メディア出演

11月15日(土)20:00 フジテレビNEXT「あたしの音楽」放送

11月25日(火)19:30 NHK総合 「歌謡チャリティーコンサート」放送

12月予定 NHK BSプレミアム 「アニソンのど自慢G」 放送

 

速報!早くも31thシングルが2015年1月14日に発売決定

1月放送開始予定のTVアニメ『DOG DAYS”』主題歌をはじめとする4曲予定。さらに、LIVE BD&DVD『NANA MIZUKI LIVE FLIGHT×FLIGHT+』が同時発売決定。

 

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