サイキックラバー DVD『LIVE 2014"BRAVE THE STORM"』インタビュー

サイキックラバー DVD『LIVE 2014"BRAVE THE STORM"』インタビュー
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psy2609アー写久々のLIVE DVD『サイキックラバー LIVE 2014"BRAVE THE STORM"』リリース記念インタビュー

サイキックラバー三枚目のDVD『サイキックラバー LIVE  2014  “BRAVE  THE  STORM”』(2014/4/5 恵比寿LIVEGATE TOKYOで収録)は、映像作品に残すことを意識し、演奏曲には初披露曲を多めにセレクトされている。YOFFYとIMAJOのふたりにとって、挑戦的だったセットリスト、今年二度目となる9月20日からのライブツアーに対する気持ちはどんなものだったのか?

文/清水耕司(ボーグ9)

映像作品として残すことを意識したセットリスト(YOFFY)
映像から緊張感やいろんなことが伝わると思います(IMAJO)

――このライブでは、6月にリリースしたアルバムから何曲も先出ししてましたね。
YOFFY 「RAISE YOUR HANDS!!」はこのライブに間に合わせようと思ってました。それに、そこでMVも撮るって話にもなったので、皆で盛り上がれる曲ってところはかなり狙ってましたね。ただ、夏の終わりにDVDとしてリリースするという話はかなり唐突で、僕としては「ここで撮ったやつを出すんだ」って感じでしたね。
IMAJO DVDの話は、マネージャーが言い出したんですよ。
YOFFY 今年はライブをいっぱいやろうって話はしてたし、時を同じくしてアルバムも決まっていたので、「抱き合わせでやれることはやっちゃおうぜ」って感じで。ライブとMVとDVDのプロジェクトと、いろいろと同時進行でした。

――じゃあ、セットリストは結構気にしました?
YOFFY そうですね。過去の映像作品に入っていない、定番曲以外とは思っていて。特に入れたかったのが「Don’t Give Up!!」。デビューして二枚目に入ってる曲なんですけど、今聴くと青臭いというかぎこちない部分が音になっている曲で。だから、それを今の自分で表現したものを聴いてほしいという気持ちがすごくありました。当時聴いていた子ども達がいい年になって、「あの曲いいよね」って再評価されてるところもあるので、「再挑戦しないと」って感じだったんですよね。
IMAJO「Don’t~」は、小賢しいことをいっぱいやってた頃の曲なので過去の自分のプレイをコピーのが大変でしたね(笑)。フレーズが細かいんですよ。「ここでこんなことする必要あるのかな?」みたいな。でも、それがいい方向に行ってもいるんですよ。「なくてもいいけどあってもいいかな」ってフレーズが散りばめられていたので、やってて面白かったですね。
YOFFY ライブハウスで撮ったDVDってのも初めての試みでしたし、10周年の時に出したベスト盤の第二弾というか、新しいベストセレクトにしたかったんです。

――実際にやってみた感想としては?
YOFFY いや、めっちゃ大変でしたね。初披露楽曲がすごく多かったので。
IMAJO そう、初めてだから慣れてない曲が多くて。普通、DVDの収録だったらツアーの最終日とか、本番やリハーサルを重ねた状態でシューティングするじゃないですか? だけど、バンドも歌も皆が手探りな感じで。ドラムのそうる透さんもずっと譜面をガン見でしたからね。そういう意味では、映像からも緊張感は伝わるでしょうね。
YOFFY 脂が乗り切ってはないね。
IMAJO ダメじゃん(笑)。
YOFFY でも、その方がバンドの底力は出ますよね(笑)。

――初めてやる楽曲が多いなら、リハはいつもより多めに?
YOFFY 三回やりました。いつもは二回なんですけど、さすがに「DVDの収録があるのでもう一回やらせて」って。
IMAJO でも、普通は昼から入って午後八、九時までやるじゃないですか? うちらの場合は休憩が多いので、スタジオでも二回通せばいいほうで(笑)。

――でも、リハでも緊張感あったんじゃないですか?
YOFFY ありましたね。映像作品として残すということを意識して、初披露楽曲を選んでいたので。

――一番緊張感があった曲は?
YOFFY 「キョウリュウゴールド~」!(笑)。難しい曲なんですよ。よく分からなくなるというか……。
IMAJO 要は、他人が書いた曲を歌うのは苦手なんですよ(笑)。まあ、曲の毛色が違いますからね。僕は「ギガントシューター~」が結構緊張しました。あと、「RAISE~」も。TVでCMがかかってたんですよね。そうなると、「TVで聴いたのと違うじゃん」って思われないように、っていうのがあって。
YOFFY 流れたといっても一、二週なんですけどね。

――そういうの気になります?
IMAJO ちょっとはありますね。ライブではかけ離れて考えていいし、僕もそのつもりなんですけど。

――でもどっか頭の片隅に?
IMAJO そうそうそう。「これ流れてるな」って思いながらやることってたまにあるんですよね。

ファンとの関係を築くということについて(YOFFY)
何度も来てくれるお客さんに応えたい(IMAJO)

――ライブ中で印象に残ってるシーンはありますか?
YOFFY Suaraさんと歌った時はすごくユニット感があって面白かったですね。女性がいると場が変わるし。
IMAJO イベントだといつもはカラオケでやるじゃないですか? 僕だけギターの音出して。でも、この日はSuaraさんがすごくニコニコしてたのが印象的でした。イベントだと「MC、何しゃべろう」みたいな顔してるんですよ。MCが苦手らしくて(笑)。バンドは久しぶりだったらしいんですよね。映像でもそういう雰囲気が伝われば嬉しいです。

――「背中合わせ」も実現して(フリーペーパーアニカンVol.133/サイキックラバー&Suaraインタビュー参照)。
IMAJO そうなんですよ。イベントって明るいから、やってもわざとらしく見えるからできなくて。ライブハウスでスポットがビシッと当たるとやっぱり絵になりますね。やれて良かったです。
YOFFY カップリングの「Now and Forever」もこの日がやるのは初めてだったんですけど、DVDに収録する予定はない曲だったんですよ。やっぱりサイキックラバーのDVDなので。だけど、すごくいい雰囲気だったのでフィックスレコードさんにお願いしたんです。そうしたら「ぜひ」と言っていただけて。めでたくフル収録できました。あと印象に残ったのは、(「RAISE~」で)タオルを回しながら歌うのがこんなに難しいんだって再確認しました。
IMAJO リハで「タオルぐらい回せるっしょ」って言ったら「回せない回せない」って言ってきて。サビだけでもやろうって話になったんだけど、半分に折って回してたよね? 長いと回しづらいらしくて。
YOFFY 変なGがかかるので歌いづらいんですよ。シンガーにとっては手ってめっちゃ大事で、これで音程をとったり力を抜いたりするので。僕が歌を教わった先生からは「マイクを持ってない手は魔法の手だ」って教わったぐらい、すごく歌の表情が出せるんですよ。なので、それができないと変な感じがしますね。
IMAJO 魔法の手で回すんだから良くなるんじゃないの?
YOFFY 魔法が使えなくなっちゃうんだよ。

――アンコールと合わせて二回歌ったのはアルバムに向けて、って感じですか?
YOFFY いや全然。中盤で「やる? やらない?」みたいな話をしてました。

――え、ライブの中盤で?
YOFFY そう。MV用に「もっといい絵が撮れるんじゃないか」って話が出たり、ライブDVDもMVも撮るから絵が足りないんじゃないかって話になったり。
IMAJO でも、いざやってみたら(アンコールは)Tシャツに着替えてるから使えない、っていうね(笑)。

――次のライブツアーも始まりますが、その時に比べると気楽な感じでやれそうですね。
YOFFY 縛られるものがないですからね。普通、「DVD出しましたツアー」なんてないですよね。要はツアーがやりたいだけなので(笑)。

――DVDを再現しても意味ないですしね(笑)。
IMAJO TVで見るか生で見るかの違いだけですからね(笑)。
YOFFY でも、お客さんは悩むんじゃないですかね。「どの曲をやるんだろう」って感じで。
IMAJO 今回、この規模のツアーにしては珍しく、(公演ごとに)内容を少しだけ変えようと思ってるんです。前回、東名阪&札幌でやったら、地方から東京にも来てるとか、複数ヶ所行く人とかが結構いて。そこにぜひ応えたいんですよね。

――さっき、話にも出ましたが、最近はワンマンも対バンも含めてライブの機会が多いですね。その辺の心境というのは?
YOFFY 今まで、一年に一回ワンマンライブをやって終わりっていうスパンはロックでもないし、応援してくれる子たちに対して申し訳ないって思いがずっとあったんです。だから、皆の手の届くところにいたいという気持ちがすごくあるんですよね。
IMAJO 雲の上の存在みたい(笑)。
YOFFY でも、検索したらすぐ出てくるって方がいいじゃないですか? 今まではライブやツアーをやらなさ過ぎて、ファンというベースを築くというか関係を深めていくことができてなかったので、それはすごく反省しています。だから、十周年ライブから大きい箱ではなくライブハウスで、体力が続く限りに細かいジャブを繰り出していきたいと思ってます。点と点がつながるような活動をしてないと自分のモチベーションも下がるし。
IMAJO サイキックラバーも曲も知っててくれてるんだけどライブには足を運んでない、っていう潜在的なファンの方達って結構いると思うんですよ。これまではライブが単純に少なかったけど、最近は二十曲前後のフルライブをやっているので、二の足を踏んでる方はぜひ。あと、ライブハウスって、演出がないのでMCなんかで人間性も全部見えるじゃないですか(笑)。そういったごまかしが利かないところも楽しいですね。

 

サイキックラバー ライブツアー RAISE YOUR HANDS Ⅱ

9月20日(土)【福岡】福岡 Queblick
9月21日(日)【大阪】大阪RUIDO
9月23日(火祝)【愛知】HOLIDAY名古屋
9月27日(土) 【東京】初台LIVE-BAR-The DOORS

OPEN 17:00/START 17:45 (各会場共通)

LIVE DVD サイキックラバーLIVE 2014"BRAVE THE STORM"

psy2609ジャケCOBC-6662 ¥4,800+税

2014年9月17日発売

①Overture  ②Break your spell ③Don’t Give Up!! ④LOST IN SPACE ⑤Eternal Flame ~永遠の炎 ⑥Prisoner ⑦FLASHBACK ⑧タギルチカラ! ⑨Rewrite ⑩Vanguard Fight ⑪BIG BANG ⑫Instrumental?Drum Solo ⑬ギガントシューターだっちゅーの! ⑭RAISE YOUR HANDS!! ⑮Card of the Future(with Suara)⑯Now and Forever(with Suara)⑰XTC ⑱デカレンジャーアクション ⑲キョウリュウゴールド!いざ!! ⑳特捜戦隊デカレンジャー
[encore](21)RAISE YOUR HANDS!! (22)侍戦隊シンケンジャー

発売元・販売元:日本コロムビア


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