nano.RIPE「透明な世界」INTERVIEW

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nanoRIPE夏アニメ『グラスリップ』のED主題歌に起用されたニューシングルを引っ提げて、全国ツアーが開催決定

nano.RIPEがP.A.WORKSの新作TVアニメ『グラスリップ』のED主題歌を担当する。アニメ『花咲くいろは』以来のタッグとなるが、P.A.WORKSの生み出すアニメとの親和性の高さを再確認することになった。爽やかで、これぞnano.RIPEといった感じの「透明な世界」は7月23日にリリース。ボーカル&ギターのきみコに話を聞いた。

文/塚越淳一(FAMiLIES)

いろいろ挑戦してきたけど、今回はnano.RIPEの王道でいこうと

――打ち合わせたのはいつ頃?
きみコ 3月くらいです。監督から大きくストーリーをうかがって。キーワードをメモして、頑張ります! と言ったら、「とは言え、別に何でもいいです」って。これまでP.A.WORKSさんとは何曲も一緒にやらせていただいていたので、そこは信頼してくれて「作品に引っ張られすぎず、nano.RIPEっぽく書いてくれれば『グラスリップ』の世界に合うと思うので、好きに書いてください」と言われたので、結構気楽に、すごく自由に書きました。

――作品から受けた印象は?
きみコ 福井県の港町に五人の高校生がいて、そこにひとりの転校生がやってきて、六人のひと夏の物語で青春モノかと思ったら、さらにファンタジーの要素も加わっているんです。“ガラスの向こうに、明日が見える。”というキャッチコピーがあるんですが、ガラス職人を目指している主人公の透子ちゃんはガラスを作りながら向こう側にぼんやりと何かが見えていて、それが転校生によって未来だとわかるんです。だけど、たくさん見えた未来のうちに「どれを選ぶかは自分次第だっていうことを伝えたい」と監督は話していて、それって結局普段の自分たちと同じだと思ったんです。バンドで五年後に武道館でやりたいななとイメージして、そのためにどう歩いて行くのか考えるのと変わらないんじゃないかって。

――それを歌詞にも入れつつ。
きみコ キャッチコピーや監督のメッセージが素敵だったので、そのキーワードを拾いつつ、あたしなりに噛み砕いて歌詞にしました。

――ササキジュンさんが作曲ですが、どういう曲にしようと?
きみコ ふたりに共通してあったのは、nano.RIPEの王道で行きたいということで。三枚アルバムを出して、挑戦もしてきたけど、それを踏まえた上での原点回帰というか。P.A.WORKSさんがnano.RIPEの書く曲なら何でもと言ってくれたのも、「ハナノイロ」のイメージだったりがあるからだと思うので。じゃあ曲がったことはせず、nano.RIPEらしいものを書こうというのがあたしとササキジュンの間でありました。

――だけどED曲なんですよね。
きみコ そうなんですよ。だからバラードなのかなと思ったら、爽快なやつをって言われて(笑)。イントロを付けたほうがいいですか? と聞いたら、そんなこともないということだったので、バーンと歌からにして持って行ったら、すんなりOKでした(笑)。

――すごくかわいいEDのアニメが付きましたよね。
きみコ 放送で初めて見たんですけど、こういう感じなんだって。意外だったんですけど、かわいかったですね。

――「絶対値」は面白い歌詞ですが、どこから発想を得て?
きみコ あたし、絶叫マシンがすごく好きで、今年の1月1日にスカイダイビングの予約を入れたんですよ。1日は仕事が入らないだろうと思って。で、年末のワンマンの打ち上げで気持ちよくなって、ついスカイダイビングをやることをスタッフの前で言っちゃったんです。そしたら一斉に止められて、仕方なくキャンセルしたんですけど、それが悔しかったので歌にしました(笑)。何でもそうなんですけど、普通に生きていて、良いことがあっても曲にしようと思うんですけど、嫌なことほど曲にしたくなるんですよね(笑)。心の整理がつくというか。

――(笑)。でも踊れる曲ですよね。
きみコ 三曲目がアッパーだったので、バラードにする予定だったんですけど、レコーディング直前のプリプロで「この曲を次のツアーのセットリストに入れたら、ガラッと印象が変わるんじゃないか」という意見が出て、急きょ変更したんです。だから三曲とも速いテンポの曲というのは、シングルでは初めてかもしれない。

――その三曲目の「フォルトファインダー」も疾走感のある、まさにnano.RIPEな曲ですよね。
きみコ インディーズの時の曲の再録なんですけど、監督と打ち合わせをしている時にこの曲の歌詞が作品にリンクするんじゃないかと思って、この曲も一緒に提出したんです。なのでシングルに入れることは、早い段階から決めていました。アレンジも少し変えて、今のnano.RIPEがやったらこうなるぞ、という感じに仕上がったと思います。

――で、初回限定盤には、またもやたっぷり20曲分のライブ映像が収録されたDVDが付きますね。
きみコ ここまで来ると後戻りできないんじゃないかと。ライブ自体も成長していると思うので、今のライブを見せたいと思った結果、こうなっちゃいました(笑)。

――これを見て、気持ちを盛り上げてツアーに来てほしいですよね。では最後にアニカン読者にメッセージを。
きみコ いい意味で変化していくバンドっていると思うんですけど、あたしの好きなスピッツって、最新アルバムのツアーに1stアルバムの曲が入っても違和感がない。これぞ○○っていうものが、すごく武器だと思っていて。で、今回は、これぞnano.RIPEという自信がある曲が作れました。ツアーもあるので、ライブでも「透明な世界」を楽しんでいただきたいなと思います。

 


 

nano.RIPE ONE MAN LIVE TOUR 2014 有色透明

9月27日(土)28日(日)【東京】渋谷WWW
10月25日(土)26日(日)【北海道】札幌COLONY
11月01日(土)02日(日)【岡山】岡山CRAZYMAMA2ndRoom
11月08日(土)09日(日)【福岡】福岡DRUMSON
11月29日(土)30日(日)【大阪】OSAKA MUSE
12月06日(土)07日(日)【石川】金沢AZ
12月13日(土)14日(日)【宮城】仙台MACANA
12月20日(土)21日(日)【愛知】名古屋ElectricLadyLand

OPEN 16:30/START 17:00 各公演共通

メジャーデビュー5周年企画第一弾ワンマンライブ決定
nano.RIPE 5th anniversary program Vol. 1 4回転じゃ足りなくて5回転目に入る夜
2015年1月3日(土)【東京】Zepp DiverCity Tokyo
 OPEN 16:00 / START 17:00
前売 ¥4,200(税込・ドリンク料金別)チケットは 10月11日(土)一般発売


シングル購入者限定リリースイベント ココロピース

8月02日(土)【福井】福井HALL BEE
8月03日(日)【石川】金沢AZ
8月10日(日)【東京】TFMホール(2公演)
8月23日(土)【大阪】タワーレコード難波店
8月24日(日)【愛知】名古屋SiX DOG

※参加方法はオフィシャルサイトにて


 

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