INT #メロキュア |メロディック・スーパー・ハード・キュア 後篇

INT #メロキュア |メロディック・スーパー・ハード・キュア 後篇
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melocure2708_main_trim_156-802他界した岡崎律子とmeg rockこと日向めぐみによる伝説的ユニット・メロキュア。何でもアリだけど、2人にしかできなかった音楽。そんな印象があらためて残るメロキュアのアルバム『メロディック・スーパー・ハード・キュア』がついにリリース。発表されていた全楽曲に加え、リアレンジ曲や日向の歌う新曲など盛りだくさんの2枚組だ。日向めぐみ=meg rock自身の才能のさらなる開花にも期待したい。メロキュアの日向めぐみロングインタビュー後篇です。

 文/斉藤貴志

岡崎さんはずっと憧れの存在です

——岡崎さんとめぐみさんは、感性が似ていたと思いますか?

日向 似てるようでいて似ていないようで似てる、みたいな(笑)。毎週ラジオをやっていて、お互いの好きな曲を流して「これ良いんだよ」って、すすめあうと、「おっ、いいね」みたいな感じになって。

——1stアルバムで並べられていためぐみさん作の「「虹を見た」」と岡崎さん作の「木枯らしの舗道を花の咲く春を」に出てくる恋愛観は、似ている感じがしました。“共有”したい想いとか。

日向 なるほど。それは新しい見方かもです。そういう系の話もりっちゃんとちょいちょいしてたり!内容はナイショですが(笑)。

——「しあわせ」はめぐみさん作詞、岡崎さん作曲と珍しいパターンですが。

日向 アルバムなのでトライした感じです。次は詞曲逆のもアリかもね、なんて話してたり。

——〈きみがこの手をぎゅってする度に/たったそれだけでしあわせ〉とか、この曲で歌われた幸福観は今も変わりませんか?

日向 変わってない気がします。

——「rainbow kind of feeling」にも〈一日中ずっとつないでた/右手は君の匂いがするよ〉と出てきたり、あとにはソロで「この左手は君のもの」という曲も書かれたり。

日向 手つなぎ系は多いかもですね。この前、夢見るアドレセンスに提供した「サマーヌード・アドレセンス」にも〈手と手をつないで夏がはじまる〉って歌詞があります。りっちゃんの「木枯らし~」にも出てきますね。〈息を切らし手をつないで〉とか。

——今回のアルバムを制作する中で、岡崎さんとのことをいろいろ思い出したりもしました?

日向 制作中に限らず、私は普段からいつも、だったりするんですが、今回は、リアレンジをお願いした西脇辰弥さんとか、当時を知る方とご一緒する機会が多くて、そういう話によくなりました。あとは、ブックレット用に携帯やデジカメで撮り溜めていたオフショットを選んだりしながら。

——どんな写真があるんですか?

日向 スタジオのドア越しに、夢中になって音を聴いているりっちゃんだったり。あとは2人でふざけている写真とか、誕生日のサプライズのときのとか。

——12月29日に、めぐみさんが徹夜でケーキを作ってきて。

日向 そのときのです。「rainbow kind of feeling」のトラックダウンのときに。律ちゃんがロウソクを持ち帰って。「うれしかったから」って。

——メロキュアが伝説的存在になっていることは、当人として実感するときもありますか?

日向 ないです(笑)。ただ、今回、ミトさんをはじめ、末光篤さん、柏倉隆史さん (toe, the HIATUS)、kzくん、Takeshi くん(REVALCY)など、アーティスト仲間の皆さんにも参加していただいたのですが、末光さんリアレンジの「1st Priority」でベースを弾いてくださった、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんは、もともとメロキュアを好きでいてくださって、なんとインストアにも来てくださったりしていたという縁で今回お願いしてしまったり。コロムビアやレコード店のスタッフの方の中にも、中学や高校のときにメロキュアを聴いてくださっていた方がいたり。

——2人ならではのコーラスワークも伝説と呼ぶに足るものだと思いますが、プロとしても難易度は高かったですか?

日向 コーラスで大変だったのは「めぐり逢い」ですね。ダバダ地獄(笑)。♪ダバダダバダ~が速くて本当に言えなくて、レコーディングが永遠に終わらない感じでした。ただ、そこで1000本ノック状態でやったので、ライブではもう、2人であの掛け合いをするのが本当に楽しくて。そのパートが始まる前は「さぁ来た。行きます!」みたいにアピールしてみたり。

——そういう楽しさは、歌手の人にしかわからない感覚でしょうけど。

日向 『ラブボ』のとき、meg rockとして久々にソロでインストアをやったときは、すごく緊張したんです。そのとき実感したのが、メロキュアでは緊張したことがないなと。本番前の舞台袖でりっちゃんが手を握ってくれるくらいには、上がってはいたと思うんですが、不安や重圧はなくて。りっちゃんがいるから心強くて、甘えてる部分も多少ありつつ、気軽に行って気軽に帰ってきてる感じで。

——めぐみさんは現在、meg rockとしてソロ活動をしつつ、作詞の仕事が多くて。それだけ求められるのは素晴らしいことですが、meg rockさん自身のアーティスト活動をもっと見たいのは、ファンの率直な気持ちかとも思います。

日向 作詞家だと思われていたり、男性だと思われたりもしていて(笑)。そんなに器用な方でもないので、基本、自分の活動がメインで、たまに、ちょっと提供曲も、くらいなスタンスが理想ではあったりします。とはいえ、『物語』シリーズなど、ライフワークみたいにずっと参加させていただける場があることもものすごく幸せで。でも、自分の作品を早く制作したい気持ちはやっぱりあって。バランスをうまく取りたいんですよね。

——そういう意味でも、岡崎さんはすごかったですね。

日向 すごいと思います。アーティストとしての活動と提供周りでの活動のバランスが絶妙。ずっと憧れの存在です。

 

メロキュア |メロディック・スーパー・ハード・キュア|インタビュー前篇はコチラ

 

メロディック・スーパー・ハイ・レゾリューション・ハード・キュア・リスニング・パーティー開催決定

10/2より配信開始となったメロキュア『メロディック・スーパー・ハード・キュア』のハイレゾ試聴イベントが開催決定。題して『メロディック・スーパー・ハイ・レゾリューション・ハード・キュア・リスニング・パーティー』!! 当日はメロキュアの日向めぐみが今作の聴きどころなど語るとともに、『メロディック・スーパー・ハード・キュア』のハイレゾ音源も存分にお楽しみ頂きます!!

10月12日(月)Gibson Showroom Tokyo 入場無料 応募不要

会場住所:東京都中央区八重洲2-3-12 オンキヨー八重洲ビル

開場14:30 開演15:00|ゲスト:日向めぐみ、野村ケンジ

※今回のイベントは応募不要です。当日奮ってご参加ください。ただし、ご用意しているお席は50席と限りがございます。一部立ち見となってしまう可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

 

メロキュア |メロディック・スーパー・ハード・キュア|発売中

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disc 1| ① Pop Step Jump! ② 1st Priority ③ めぐり逢い ④ 「虹を見た」 ⑤ 木枯らしの舗道を 花の咲く春を ⑥ 向日葵 ⑦ Agapē ⑧ birthday girl ⑨ 愛しいかけら ⑩ Sunday Sundae ⑪ ふたりのせかい ⑫ ALL IN ALL ⑬ rainbow kind of feeling ⑭ So far, so near ⑮ しあわせ ⑯ホーム&アウェイ

disc 2| ① 1st priority [メロキュア meets 末光篤 a.k.a. SUEMITSU & THE SUEMITH] ② Agapē [メロキュア meets ミト(クラムボン) & kz(livetune)] ③ ホーム&アウェイ [メロキュア meets 西脇辰弥 again] ④ ふたりのせかい [メロキュア meets 川口圭太] ⑤ Agapē [水の惑星 version] ⑥ So far, so near [acoustic version] ⑦ Agapē [switched edition] ⑧ 笑顔の連鎖/日向めぐみ ⑨ ボクのキモチ/日向めぐみ ⑩ 夏の向こう側/日向めぐみ ⑪ ちいさなうた/日向めぐみ ⑫my favoritz/日向めぐみ(※新曲)

新録8曲(新曲含む)+既存の全楽曲20曲(すべてリマスター!)

生産限定メロディック・ハード・カヴァー仕様

2015年8月26日発売|COCX-39137-8|¥3,000+税|発売・販売:日本コロムビア

 

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