INT #飯塚雅弓|PI PO PA 後編

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iizukamayumi270729_PIPOPA_H1CDデビューから18年。コンスタントにアルバムリリースを続け、特にライブは98年から毎年開催してきた。継続することの難しさと大切さを自ら証明し続ける彼女が抱く想いとは? 飯塚雅弓ロングインタビュー後編をどうぞ。

文/清水耕司(ボーグナイン)

想いを受け止めてくれるファンやスタッフのために

——カップリングについてもお伺いしたいのですが、「君 Color」はどんな理由で選ばれたんですか?

飯塚 「PI PO PA」と「キラメク」(の収録)が決まっていたので勢いのあるロックな感じが欲しくて選びました。『ランティス祭り』でも歌わせていただいた「キミと逢いたい明日のために」という曲があって、みんなでパワーを交換できるエネルギーのある曲で、その第2弾として、一番いいと感じたメロディーで。歌詞の世界観はまったく違うんですけど、バンドサウンドで作っていきたいと思ったメロディーだったんです。

——作詞は旧知のSatomiさんですね。

飯塚 Satomiさんはいつも「こういう言葉を選ぶんだ」って感動させてくれるんですけど、今までにお願いした2曲はバラードだったので、「アップテンポの曲にSatomiさんの詞が乗ったら?」というワクワク感でお願いしました。以前の「君へ。。。」と「I.Chi.Go.」でもテーマを提示させていただいたんですけど、今回は「唯一無二」。「自分を持っていればきっと気づいてくれる誰かがいるよ」という想いでした。FCイベントなどで、みんなに相談されることが最近多くなってきて。そこで「自分を変えなくてもきっと気づいてくれるよ」って答えている自分を知ったとき、「これが言いたいテーマだな!」って思ったんです。

——ファンとの交流から生まれた曲だったんですね。

飯塚 長年やっていると密になってきて、相談所みたいになってたりで(笑)。「今の仕事を続けてていいのか?」とか「家業を継ぐことになりそうなんです」とか「モテないんだけど」とか言われて(笑)。でも、良いところがあることは知っているし。それに、なかなか自分って変えられないじゃないですか? でも、きっと見つけてもらえると思ったので。

——歌ってみての感想は?

飯塚 最初は難しかったです。「この言葉がこのメロディーに入るんだ」って感じで忙しかったし、何度も練習して、自分の中でフィットするまで時間はかかりました。

——2Aの歌詞はセリフ的ですしね。

飯塚 セリフとしても成り立つ歌詞ですよね。説明的でもあるし、自分も聴く人も説得させる感じで歌いました。歌詞とメロディー、両方の世界観を守らないといけないこともあって、すごく練習しました。息継ぎも難しいし。

——この歌詞にも出てきますが、飯塚さんといえば〈苺〉ですよね。これはどういった理由からですか?

飯塚 それは、1stアルバムのレコーディング先に「ストロベリーキャンドル」というお花が咲いていたんです。名前の響きが良かったので、FCの名前につけて、曲も作ろう、ライブにも「Strawberry」って付けようって話になりました。でも、「ストキャン」に会ったことで生まれたものは多いので「縁があったのかな」って思ってますね。

——3曲目の「キラメク」はライブ用に作られた既存曲ですね。

飯塚 毎年恒例の年始ライブで、今年初披露しました。今までの延長線上という気持ちで私が作詞・作曲しているので、これまでのファンの方には自然に聴いてもらえる曲だと思います。

——どんな気持ちで書かれたんですか?

飯塚 十何年も毎年夏・冬にライブをやらせてもらっていて、いつもステージに立つと、みなさんの視線や気持ち、キラキラした想いを感じるんです。そのことを思い浮かべながら、ファンに向けて歌いたいという想いを込めました。

——新曲も披露するだろう次のライブは、どんなイメージでいますか?

飯塚 去年は夏のライブを1回お休みしたんですけど、毎年夏ライブというと「夏だぜ!」「夏だよね!」っていう構成にしているので、今年もいっちょアゲアゲオンパレードで熱く、「ザ・夏」というライブにしようと、エネルギー溢れる曲を用意しています。「PI PO PA」も初お披露目です!

——飯塚さんといえば、アルバムもですが、コンスタントなライブが印象的です。続けてこられたモチベーションはどこにあるのでしょうか?

飯塚 デビュー当時、「10年続けて本物だから」「10年続けられる音楽をやらせたい」「がんばってね」とお言葉をいただいて。声優という枠を超えて、アコースティックな「かたおもい」という曲を作っていただき、道を作っていただいたのもあり、今もずっと同じ制作チームで音を作れているありがたい環境で。最初のレコーディングは歌うことで精いっぱいだったんですけど、いつの頃からか「10年」を目指して、自分にしかできない道を歩もうとしてきました。「継続は力なり」という想いがずっとあって、その熱で今があるし、ライブもCDリリースも続けてこられたんです。諦めることは簡単でも、続けることはものすごくパワーがいること。でも、想いを受け止めてくださるファンのみんなやスタッフがいてくれることは本当にありがたくて、恩返しの気持ちというか、もらった気持ちを返し続けていきたいという気持ちが、私を動かし続けているんです。

——10年前に行った人が久しぶりに行きたくなったときにまた行ける、というのはすごく嬉しいでしょうね。

飯塚 久々に来た方から、高校生のときに聴いた曲がまた聴けた、と言ってもらえると「やった!」って気持ちになりますね。「いつでも帰ってきてね」という、そういう場所でありたいと思っています。

 

 

飯塚雅弓ニューシングル|PI PO PA|発売中

iizukamayumi270729_PIPOPA_H1①PI PO PA  作詞:多田慎也

作曲:多田慎也 編曲:睦月周平

②君Color  作詞:Satomi

作曲:近藤圭一 編曲:近藤圭一

③キラメク  作詞:飯塚雅弓

作曲:星舞 編曲:川田瑠夏・多田慎也

LACM-14382|¥1,300+税|2015年7月29日発売

全国のアニメイト&ランティス通販ショップ L-MART での限定販売

発売元:ランティス 販売元:バンダイビジュアル

 

Strawberry Kiss 2015

8月9日(日)大阪RUIDO/大阪府

8月15日(土)新横浜NEW SIDE BEACH!!/神奈川県

 

飯塚雅弓 Birthday LIVE 開催決定

2016年1月3日(日)新横浜NEW SIDE BEACH

 

劇団岸野組25周年記念公演|伝六捕物帖KOI/KATAKI

10月18日(日)~25日(日)下北沢・本多劇場

出演:岸野幸正、関俊彦、かないみか、飯塚雅弓、釘宮理恵(WキャストA)、田名部生来[AKB48](WキャストB)、会一太郎、釘宮由稀、他 劇団岸野組

お問い合わせ:劇団岸野組 TEL:048-442-2187(受付時間 11:00~18:00)

 

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