ZAQ「OVERDRIVER」(TVA『RAIL WARS!』EDテーマ)インタビュー

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zaqアー写260820初のワンマンライブで大きな成果を得たZAQが、意欲作をリリース「OVERDRIVER」

ZAQらしからぬ「遅い」楽曲は、シンガーソングライターとしての側面を見せるため。カップリングには、6/22に日本青年館と7/6にクラブチッタ(追加公演)で行ったファーストライブにおける経験をフィードバック。ZAQはこのシングルで第2章のスタートを切る。

文/清水耕司(ボーグナイン)

アニソンの新しい扉を開いたと思いますよ、挑戦ではありましたけど

――「OVERDRIVER」は、TVアニメ『RAIL WARS!』のEDテーマになってますね。
ZAQ マニアックな世界観は入れ込まずに警四の心情……国民を守る、その正義感とかをだけを書きました。プロデューサーからは歌詞のテーマとして、行き急ぐ短距離走、燃え尽きる、ってイメージを言われてたので、その辺を絡めて。プロデューサーは「シンガーソングライターとしてのZAQという側面を見せたい」っていう意図もあり、ミーティングで「BPMは140前後で」とか「最初はラップで始まって終わりは歌で」とか「サビの場所はここからにしよう」みたいなことはもう決めたんですよ。だから、その段階で曲の構成は頭に浮かんでいました。リズムは最初にキックがドンドンドンってきて、それに軽快なラップをのせる……っていう感じの。だから、時間がかかったのも、アレンジのほうでしたね。BメロでハーフにBPMを落とすところで迷ったり、ダブステップを入れたり。

 

――ミーティングのときのイメージから変わることもなく?
ZAQ そうですね。変わったのはディレクターぐらいです(笑)。あの、ラップを録る時はディレクターを変えようって雰囲気になったんですよ。やっぱり場のテンションって大事で、歌はシビアに録るんですけどラップはノリなので。それで、男性声優さんを録り慣れてる方に変えて。男性声優さんってかっこよさが大事だから。「OK! 次!」「そこはもうちょっと、アオッ!」って感じのディレクターさんでした(笑)。

 

――ラップの手ごたえは?
ZAQ 結構、(アニソンの)新しい扉を開いたな、って私は思ってますよ。でも、アニソンのファンってラップに抵抗があるんですよね。皆、こう(両手で顔を隠して)なっちゃうんですよね、「イヤー、恥ずかしいーっ」って(笑)。しかも女がやるとなおさらかっこ悪く見えるんですよ。男性声優さんとかだといいんですけど、かっこつけるから。だから、こう(両手で顔を隠して)されるところへの「挑戦だな」とは思いました。でも、「(周りから)DQN(と思われるぐらいの)イメージでいこう」と思って、振り切ってやりました。

 

――MVはどうでしたか?
ZAQ こういうノリが初めてだったというのもあるんですけど、今までで一番大変でした。今回、CGをいっぱい使いたいっていう思いがあって。やっぱり「OVERDRIVER」ってことだから、“ぶっとぶ”ことを意識して、固定概念をくつがえすというか、気持ち悪いと思われるぐらいに変なことをやりたかったんですよ。それは曲ができる前から言ってたんですね。それでフルーツが潰れたり、折り紙で作られた銀色の衣装を着たり。「脱人間」のイメージですね。自分は出たくないと思うほどに(笑)。

 

――カップリングはどんなイメージで作った二曲なんですか?
ZAQ ライブが終わった直後というのもあって、ライブで乗りやすい曲を作りたかったんですよ。だから、バンドでやって絶対に一体感が出る楽しい曲っていうのが二曲目の「TOGARE」で、お客さん達が楽しめる曲が三曲目の「Make It Glitter」で。

 

――ライブまでがZAQの第一章と言ってましたが、ライブでは得た物は大きかったですか?
ZAQ 大きかったですね。ライブを研究発表に仕立てて皆の反応を見て曲が完成する、ってコンセプトで、だからああいうライブタイトルだったんですけど。私の曲ってジャンルが広いから、「バキバキにノレる曲と、そうじゃない曲とバラバラなんだろうな」って思ってことを目の当たりにできて、「なるほどな」って思いましたね。「この曲がノリやすいんだ」とか「この曲はこういうノリになるんだ」とか冷静に見てました。

 

――カップリングにはライブでの実験結果も反映されていると?
ZAQ そうですね。だから、「Make It Glitter」は一番と二番の構成が同じという、今までになかったノリやすい構成ですし。二曲目に関しては、本当にバンドのことだけ考えて作った曲ですね。でも私は、ベースもギターもドラムも全く分からないので、全部お任せしました。ドラムだと空白にしておいて、「ここでドラムソロお願いします」みたいな。ギターには「ここはエモく、エモく」と。バンマスである黒須さんはそういうのを踏まえて、歌うようなベースラインを弾いてくれて。本当に今回のライブは発見が多く、バンドメンバーは、曲作りからアレンジ、たまにディレクションまでやって完成したアルバムを聴いて勉強して弾いてくれるわけですよ。それで自分ひとりじゃ発見出来なかったことを見せてくれるので、初歩的なことなんですけど、「バンドって面白い」って感想はありましたね。ホント、ひとりぼっちだったので音楽仲間ができたのが嬉しいです。

 

zaq初回限定盤260820ZAQ ニューシングル OVERDRIVER

TVアニメ『RAIL WARS!』EDテーマ

2014年8月20日発売

初回限定盤 CD+DVD LACM-34263 ¥1,800+税
・MV「OVERDRIVER」とメイキングを収録したDVD付

通常盤 LACM-14263 ¥1,300+税

①OVERDRIVER
②TOGARE
③Make It Glitter
④OVERDRIVER(Off Vocal)

発売元:ランティス 販売元:バンダイビジュアル


ランティス祭り2014 ~つなぐぜ!アニソンの”わ”!~

9月15日(月祝)【東京】潮風公園 太陽の広場 野外特設ステージ
11月15日(土)【宮城】ゼビオアリーナ仙台


PERSONA3 the WM ~群青の迷宮~ 前夜祭イベント
9月14日(日)【東京】シアター1010

PERSONA3 the WM ~群青の迷宮~
9月16日(火)~23日(火祝)【東京】シアター1010
出演:蒼井翔太・阿澄佳奈(Wキャスト)
ZAQ/富田麻帆/大河元気/田野アサミ/藤原祐規/他


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ZAQ (ざっく)

3歳の頃よりピアノをはじめ、音大のピアノ科を卒業。クラシックを学ぶ傍ら、ロックやR&B、Hip-Hopなど幅広いジャンルのポップミュージックに触れながら、音大在学中にTVから流れるアニソンの、音楽性の高さに驚愕しアニソンシンガーを目指す。2011年に行われた動画サイトのコンテストでファイナリストに選ばれたことをきっかけに、2012年TVアニメ『未来日記』のキャラクターソングで作詞作曲編曲を行いクリエイターとしてデビューを飾る。以降、アニメ主題歌でも起用されながら2012年10月、TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』オープニング主題歌「Sparkling Daydream」でデビュー。その後もTVアニメ『ハイスクールDxD NEW 停止教室のヴァンパイア』、TVアニメ『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』などのOP主題歌を担当し、2013年夏にはアニメロサマーライブ 2013へ初出演。作品の世界観に没頭し、自らの妄想と重なり合う深淵から紡ぐリリックはファンタジーであり、彼女自身のリアル。アレンジャー、サウンドプロデューサー的な側面と、シンガーソングライターとしての独自性で、画一的様式美へと向かうアニソンシーンにおいて、新たなアニソン「王道」を切り拓くアーティストを目指す。

 


 

zaq271021artist_szaq271021anime_sZAQ 9thシングル

カタラレズトモ

2015年10月21日発売

zaq_1st通常盤2604

ZAQ ファーストアルバム NOISY Lab.

2014年4月16日発売

 

 

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