牧野由依|きみの選ぶみち|最新ロングインタビュー後編

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今年が歌手活動10周年イヤーの牧野由依がニューシングル「きみの選ぶみち」をリリースした。カップリング曲「たったひとつ」では自ら作詞を手掛けている。8月にはアニバーサリーライブ、10月にはアルバムとお楽しみが目白押しだ。牧野由依最新ロングインタビュー後編をどうぞ。

 文/斉藤貴志

難しい言葉に憧れた時期もあったけど、シンプルなのが一番だと思うように

——「きみの選ぶみち」のカップリング曲「たったひとつ」は自ら作詞してますが、書きたい想いがあったんですか?

牧野 ここ1~2年、自分のことをいろいろ考えると、大人になって言えなくなった言葉や、逆に言ってもらって涙が出るほどうれしかった言葉が、けっこうあるなと。この曲のメロディーを聴いたとき、「フレーズはシンプルなのに、胸を打たれる感じがするのはなぜだろう?」と考えたら、言葉に対して私が感じるものと楽曲に対して感じたものがフィットする気がしたんです。それで、うれしかった言葉や言ってほしかった言葉にスポットを当てて、書いてみたいと思いました。

——最後に“ありがとう”“ごめんね”……とシンプルな言葉が続いてますね。

牧野 20代半ばごろは、難しい言葉や遠回しな言い方に憧れる部分がありましたけど、今は1周回って“シンプル・イズ・ベスト”だと思っています。大人になって言えなくなった言葉を考えると、“ごめんね”がそう。体裁や見栄。相手にどう思われたいかより、自分の言った言葉を周りがどう思うかを気にしてしまう。“ありがとう”も心を込めて言ったことが何回あったか? 事務的な“ありがとう”になっていなかったか? と思うところがあって。

——確かに、そういうことはありますね。

牧野 “ただいま”と言える場所があるのも、すごく幸せなこと。そこで“おかえり”と言ってもらえたら、どんなにうれしいか。それで、この四つの言葉をセレクトしました。

——歌詞には“小さな頃から変わらない愛”というフレーズもあって。

牧野 身近なところを想像して家族をイメージしてますけど、近くにいる人ほど素直には言えないかな。私は祖父に対してそうだったと、詞を書いた後に思いました。祖父からもらった手紙を、いまだに宝物にして持っているんです。“頑張れよ”ってひと言が、ずっと自分が頑張れる原動力になっていて。その手紙には、ヘソクリからお小遣いを2万円入れてくれてました。1万円は財布を買っちゃったんですけど(笑)、もう1万円は今も手紙の間に挟んでいます。そのときも「ありがとう」と素直に言えませんでした。

——牧野さんの歌声は、こうしたシンプルな言葉を染み渡らせる特性がありますね。

牧野 そこは作曲の滝澤(俊輔)くんが考えてくれたのかな。音大時代からの友人で、父とも音楽仲間。それぐらいずっと私を知っている関係なので「狙っていくぜ」という部分があったのかもしれないです。それにうまく乗っかれていたらいいんですけど。

——リリースイベントも精力的に展開してましたが、生で感じる反響もありますか?

牧野 このシングルの2曲とも歌わせていただいて、「きみの選ぶみち」で崩れるように泣いてくださる方もいれば、「たったひとつ」で「久しぶりに父に連絡しました」といったお話をうかがうことは多いです。それはめちゃめちゃうれしいですね。

——牧野さん自身は誰かに手紙を書いたりは?

牧野 書いてはいません。「たったひとつ」のように、私も手紙よりも結局会った時に直接・・・と考えるタイプかもしれないです。

——じゃあ、長年の積もる想いを誰かに話したりはしたんですか?

牧野 私は実家暮らしがわりと長かったので、「ただいま。今日はごめんね」みたいに早い段階で言ってはいました。ただ、一度家を出て一人暮らしをしたとき、気管支炎にかかってしまった時期に電車に乗ってた時に、乗客のおじさまにぶつかられてしまって肋骨を痛めたというのが重なってしまい、ダブルにボロボロの状態で家に戻ったんです。そのとき、母は仕事に出ていたんですけど、“おかえりなさい。大変だったね”と置き手紙をしてくれていて、涙が止まりませんでした。それはちょっと思い出しました。そのときは「ありがとう」を言ってなくて。

——10周年のアニバーサリーライブなどスケジュールが盛りだくさんですが、夏バテは大丈夫ですか?

牧野 今年はちょっと危険な匂いがします(笑)。夏バテより時差でバテる可能性が。10周年ということもあって、海外でのお仕事のお話もいただいていて。イベント終わりで夜遅くに現地を発って、早朝帰国してその足で国内の別のイベントへ……というスケジュールが普通にあります。でも、海外で応援してくださる方に「ありがとう」を伝えるには、行っちゃうのが一番いいし。そうそう行けるものでもないので、スケジュールをこじ開けてでも、なるべく全部受けるようにしています。

——10月発売のアルバムの制作にも、もう取り掛かっているんですか?

牧野 ぼちぼち始まっている感じです。今回はサウンドプロデューサーに「たったひとつ」でアレンジを手掛けてくださった元Cymbalsの矢野博康さんが立ってくださいます。私の大好きな方で、矢野さんも私の今までのアルバムを聴いてくださっていたそうで、10年やってきて良かったと思いました。また毛色の違ったものができそうで、どんな化学反応が起きるか楽しみです。

 

牧野由依|きみの選ぶみち|最新ロングインタビュー前編はコチラ

 

◎赤坂BLITZにてデビュー10周年記念ライブ開催!!

Yui Makino 10th Aniversary LIVE ~So Happy!!~

8月22日(土)赤坂BLITZ/17:30 OPEN 18:00 START

チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード266-795)

ローソンチケット TEL:0570-084-003(Lコード72510)

イープラス  ※お1人様4枚まで。

お問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION TEL:03-5720-9999

 

◎New Album発売決定!!

牧野由依待望のNew Albumの発売が決定いたしました!!

牧野由依 4thアルバム「タイトル未定」2015年10月7日発売

初回限定盤|CD+DVD|TECI-1466|¥3,300+税

通常盤|CD ONLY|TECI-1467|¥2,800+税

 

◎NewSingle「きみの選ぶみち」発売中!!

makinoyui270603きみの選ぶみち_初回makinoyui270603きみの選ぶみち_通常

きみの選ぶみち 作詞・作曲:かの香織 編曲:長岡成貢

たったひとつ 作詞:牧野由依 作曲:滝澤俊輔 編曲:矢野博康

初回限定盤|CD+DVD|TECI-371|¥1,435+税|特製カラーケース仕様

通常盤|CD ONLY|TECI-372|¥1,000+税

発売元・販売元:テイチクエンタテインメント

上記詳細、アニメ出演情報等は 牧野由依オフィシャルサイトにてご確認ください!

連載コラム|牧野由依『牧野に自由に依頼』はコチラ

 

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INFORMATION

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牧野由依 まきの・ゆい

声優/歌手/ピアニスト

1月19日生 やぎ座

三重県出身 O型

アミューズ所属

 


 

3歳から芸能活動、4歳よりピアノを始める。東京音楽大学付属高校ピアノ科、同大学器楽専攻ピアノ科卒業。8歳から17歳にかけて岩井俊二監督映画『LOVE LETTER』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』の劇伴音楽のメインピアニストとして参加。2005年、CLAMP原作のTVアニメーション『ツバサ・クロニクル』のヒロイン・サクラ役で声優デビュー。同年に公開した劇場版『ツバサ・クロニクル 鳥カゴ国の姫君』の主題歌「アムリタ」で歌手デビュー。2011年春、資生堂「ELIXIR WHITE」CMソングアーティスト(「お願いジュンブライト」)に起用され注目を浴びる。現在はTVA『ガンダムビルドファイターズトライ』(ホシノ・フミナ役)『アイドルマスター シンデレラガールズ』(佐久間まゆ役)などにレギュラー出演中。

 


 

makinoyui270603きみの選ぶみち_通常ニューシングル

きみの選ぶみち

2015年6月3日発売

 

 makinoyui270215配信シングルJK配信シングル

88秒フライト

2015年2月15日配信

 

makino_TECI-349_jacket - 小データ

囁きは”Crescendo”

2014年8月20日発売

 

 

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