妖精帝國 4thアルバム『Hades:The other world』インタビュー

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yousei2612集合前作『gothic lolita agitator』以降の四年という間に妖精帝國は第三軍楽隊というバンドを成した。以前の曲がどう蘇るのか、来年やるだろう式典で是非聴いてほしいという思いだ(ゆい)との言葉を胸に、帝國四年の集大成を聴いてほしい。

 文/清水耕司(ボーグナイン)

妖精帝國がどのように進化を遂げたのか確かめてほしい(ゆい)

――今回のベストで唯一の新曲となる「Hades:The end」は『G.L.A. Tour』の新木場STUDIO COAST(2011年4月17日)が初出の曲ということですが。

ゆい うむ。「~:The rise」「~:The bloody rage」と共に三部作として作った曲だったので完結させたい思いが強くてな。それで収録することにしたのだ。勿論、以前のバージョンから進化を遂げてもいる。

 サビが全く変わりましたね。妖精帝國のメロディに新しい何かを加えたくて、“エモさ”が入ってきていると思います。

 

――それは橘さん的にやってみたいジャンルだったんですか?

 そうですね。ただ、皆も好きだと思うのでこれを機にその方向性の楽曲も増やせたら、とは思ってます。あとは、間奏がやたら長くなりました(笑)。そこは紫煉がビシッと言ってくれるでしょう。どうぞ。

紫煉 実は念願だった、32小節ギターソロというものをやっています。32小節ずっと、ピロピロ(=速弾き)ですね。楽曲が作られた当時はそういうスタイルではなかったので、自分が入ったからにはあれもやろうこれもやろう、みたいに増やしていったら32小節にまで(笑)。

 歌が展開するのは楽曲として当たり前だと思うんですけど、ギターソロでも展開する形になっていて、Hadesが生まれ、混沌としながら死んでいく様をギターでも表現されています。

ゆい だが、映像泣かせで、それだけ長いソロをMVでどう魅せるかというのは悩みどころだったな。それは見てのお楽しみだ。

 

――リズム隊の二人は新曲でこだわったところというのは?

Nanami 今までの妖精帝國では、オーケストラの楽器やシンセの重なりが特徴だったんですけど、今回はあまり入れず、タイトなサウンドにできたと思います。ギターとベース、ドラムがピッタリと合わさるような感じで。

 ベースはサビの冒頭にいい感じのが入ってるのでそこに注目ですね。

Gight ドラムとしては、妖精帝國が今年”攻勢年間”ということで、デモをもらった時からフィルを攻撃的なフレーズにしたいと思っていました。そこに橘大尉の意見も組み合わさり。

 ピアノソロをギターソロに変えたのも攻撃的な雰囲気を入れたいという意図だったので。

Gight あと、通常のリズムパターンも攻撃性をイメージして叩いたので、聴く人によってはドラムが走ってるように聴こえてくるかもしれませんね。

ゆい サビがだいぶエモくなったので、当然歌詞も変えたのだが、実は歌い方も少しフックがある不思議な雰囲気にしている。「今までのゆい様とは違う」という印象になるのではないかな。

 

――歌詞を書いた時はどのような思いを込められたのですか?

ゆい うむ。さっき話したようにHadesシリーズは三部作で、この曲はそのタイトル通り、前二作で生まれ、怒りに満ちたHadesの最後の時を綴った内容だ。「Hades」とは、冥王の名だが、この三部作では人間が誰しもが持つ怒りや嫉妬といった負の感情の象徴だ。そういった感情をその冥王「Hades」を軸に歌った歌詞になっている。

 

――あらためて。新メンバーがもたらしたものとは何ですか?

紫煉 ……ピロピロかな?(笑)。あと、自分が七弦ギターを使うのでかなり低いチューニングになりましたね。橘大尉やNanami准尉もそういう曲を作るようになってきましたよね。

Nanami そうですね。自分も五弦ベースを使っていたので、ふたりが入ったことでより楽曲の幅を広げられた感はあります。

Gight あと、自分が入隊以降はドラムが生に。最近は打ち込みの方がいいというオーディエンスも少なくないですけど、そこはメタル魂を伝えたいですね。

 Gightと紫煉が入り、Nanamiも曲を作るようになったことで、自分の曲作りにも影響がありましたね。ライブ前に他のメンバーが作った曲を覚えていると弾いてて楽しいというか、ギターやコードのテクニックなどで「こういう表現もあるのか」と思わされます。なので新メンバーの入隊は、自分が作る曲も変えたし、妖精帝國自体も進化させたと思います。

ゆい より楽曲がヘヴィになり、さらにできることも増えたので、メンバーが増えたことは実に英断だったと言わざるを得ないな。

 

妖精帝國 アルバム『Hades:The other world』2014年12月24日発売

yousei261224LACA-15470DISC-1:CD ①Hades:The end ②神的創造 ③Dea×Crisis ④昏き世界の慟哭 ⑤絶望plantation ⑥Filament ⑦覚醒、冱てる魂と運命の境界線 ⑧神、ノゾム世界と箱庭幻想 ⑨Fata Morgana ⑩愚かな結末 ⑪糸遊のしたで ⑫Mischievous of Alice ⑬救世’Αργυρóϛ
DISC-2:DVD 「Hades:The end」MUSIC VIDEO

LACA-15470|¥3,300+税|発売元:ランティス|販売元:バンダイビジュアル

シングル「救世Άργυρóϛ」(TVアニメ『東京ESP』EDテーマ)発売中

①救世Άργυρóϛ(アルギュロス) ②黑き風雪の魔女 ③Ēlusion ④救世Άργυρóϛ(instrumental)⑤黑き風雪の魔女(instrumental)⑥Ēlusion(instrumental)
DISC-2:DVD(初回限定盤のみ付属)「救世Άργυρóϛ」MUSIC VIDEO
初回限定盤|CD+DVD|LACM-34259|¥1,800+税|2014年8月6日発売
通常盤|CD ONLY|LACM-14259|¥1,200+税

Lantis Festival 2015 ラスベガス公演

The Joint~Hard Rock Hotel and Casino, Las Vegas, NV
1月16日(金)出演:石田燿子/佐咲紗花/JAM Project/ChouCho/bamboo(milktub)/飛蘭/妖精帝國/影山ヒロノブ/奥井雅美/福山芳樹/初音ミク
1月17日(土)出演:石田燿子/佐咲紗花/JAM Project/ChouCho/bamboo(milktub)/飛蘭/妖精帝國/遠藤正明/きただにひろし/初音ミク

 

 

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INFORMATION

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yousei2612集合

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ランティス

 


 

妖精帝國

 

Vocal:ゆい
Guitar:橘 尭葉
Bass:Nanami
Lead guitar:紫煉
Drums:Gight

 


 

妖精の存在を信じなくなった人間が増え、荒廃の一途をたどる「妖精帝國」。音楽を通 じて人間達に妖精の存在を思い出させ、妖精帝國を再興させるため、1997年に名古屋 市にて妖精帝國の皇女ゆい(Vo)と出会った橘尭葉<たちばなたかは>(Gt.)による音 楽ユニット「妖精帝國第参軍楽隊」を結隊。便宜上ユニット名を「妖精帝國」とする。 さらに人間界でスカウトしたNanami<ななみ>(Ba.)紫煉<しれん>(Gt.)Gight< がいと>(Dr.)の3名と共に、現在はバンドとして活動中。 ロック、ヘヴィメタルをベースにクラッシック、テクノなどと融合させたヘヴィかつアグ レッシブなロックを紡ぎ出す。 TVアニメやゲームへの楽曲提供とに加え、オリジナル楽曲を制作し、「臣民」と呼ばれ るファンと共に「式典」と呼ばれるライブも定期的に行っている。

 


 

オリジナルアルバム

SHADOW CORPS [e]

(シャドウ コヲプス)

2015年8月5日発売

 

yousei261224LACA-15470

妖精帝國 4thアルバム

Hades:The other world

2014年12月24日発売

 

yousei260806初回yousei260806通常

妖精帝國 最新シングル

救世Άργυρóϛ

TVA『東京ESP』EDテーマ

2014年8月6日発売

 

 

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