谷本貴義|たにーのはなし|第8回|やっすーい話
最近はアマゾンや楽天ですぐ買えるからね。
すっかりお店を回って安くていいものを探し回ることがなくなった。
まだネットショッピングが出回っていなくお金もゼンゼンない時は、
秋葉原に出かけては、やっすーいパソコンや
変換プラグ、ケーブルなどを一日中探し回っていた。
「安くてこんなにイイものを買えた!」っていう自画自賛がまた素敵だった。
しかし、こないだあった実際問題。
いや問題でもなんでもないのだけれど、ちょっとビックリした話。
機材の電源部分が壊れたので自分でハンダ付して直そうと思い、
150円のスイッチの部品、たったひとつがほしくて
秋葉原のどの店に置いてあるかネットで探していたところ、
ネットで注文できるようだったので注文してみたら、本当に届いて驚いた。
その時はメール便が使えたから、送料合わせて380円。
これ、実際自分で電車に乗って秋葉原まで買いに行ったら
電車代合わせると1000円超えてしまう。
だから、届いた瞬間は「安く買えて体力も使わなくてよかったー」と思ったけど、
後々いろいろ考えを巡らせると、
ほんの少し、これからの日本が心配になった(^^;
その前に、自分の心配をしておこう。